叢生をマウスピース型矯正装置(インビザライン)で治療

治療期間 18か月

年齢

23歳 女性

主訴

前歯の叢生

診断名

上下歯列の狭窄 上下前歯の叢生 アングルⅢ級

使用した装置名

マウスピース型矯正装置(インビザライン)

治療前

アゴに比べて歯が大きく歯がアゴに収まらないため、全体に歯並びの良くない状態となっています。歯とアゴのバランスは比較的良いため、マウスピース型矯正装置(インビザライン)での矯正が可能です。

専用のスキャナーでお口の中をスキャンして、歯の状態をデジタルデータに変換します。

治療中

マウスピース型矯正装置(インビザライン)装着中。透明なマウスピースなので目立たない。

写真ではよくわからないほど、透明で目立たないマウスピース型矯正装置(インビザライン)を装着します。
狭いアゴを横に広げ、永久歯のスペースを確保し、上下の前歯の凸凹を直します。また、全体的に歯を広げる治療もしています。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は1つではなく、治療開始から終了まで数段階(症例によって数が違う)のマウスピース型矯正装置を製作し、10日から2週間ごとに順次装着していきます。この症例では40個以上のマウスピース型矯正装置を製作しました。

治療後

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、アメリカのアラインテクノロジー社より提供されている、カスタムメイドの矯正装置で、これまで世界80か国以上で400万人以上の治療実績があります。(2016年10月現在)

インビザライン・システムは、FDA(アメリカ食品医薬品局)の医療機器として認証を受けているマウスピース装置で、ISOを取得している最新の工場で製造されています。

日本において、インビザラインを含む国内外のすべてのカスタムメイドのマウスピース型矯正歯科装置は、それぞれの患者様ごとに作成している装置で、市場流通性がないことから、薬事法上の医療機器にも、歯科技工法上の矯正装置にも該当せず、医薬品副作用被害救済制度が適用されない場合があります。

マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)のマウスピース材料自体は日本の薬事認証を得ており、アレルギー等に関する安全性は確保されています。

リスク・副作用

取り外し式の装置の使用に対し協力が得られない場合、良好な結果が得られない可能性があります

完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

費用の目安(税抜)

95万円