矯正早期治療
6~7歳で前歯2本から4本生えてきたときからの治療
目的
- 前述のように、不正咬合の原因を取り除いた上で、上下のあごの成長のコントロールをし、前歯のでこぼこを治しこれから生えてくる永久歯の隙間をつくります。
メリット
- 歯を抜かずに矯正治療ができます。
- 永久歯列になった場合、全体的な矯正をしなくてすむか、簡単な矯正で終わることができます。
- 治療費があまりかかりません。
(早期治療だけならば、全体の矯正治療費の2分の1から3分の1程度です)
矯正Ⅱ期治療
12~14歳の、永久歯が生え揃った時点で行なう治療
目的
- 早期治療でできなかった複雑な治療を行います。
- 永久歯列全体が、きっちりと咬み合うようにします。
メリット
- 早期治療とⅡ期治療を組み合わせた場合、永久歯列が完成してから始める治療に比べ、全体での総額が安く済みます。
鼻呼吸と口呼吸の舌と口唇の状態
鼻呼吸
歯は舌、口唇、頬粘膜の間に安定して生えてくる
口呼吸
顎がせまくなり出っ歯、受け口、叢生などが起こり歯並びが悪くなる